クライアントミーティングから始まった、異業種コラボの第一歩。SHINNとMASCが描く新しい挑戦。

株式会社ヒューレー
化粧品企画・販売を行い、スキンケアブランド「SHINN」を展開。
北海道産の素材を配合したスキンケア製品の企画、販売等を行っています。
corporatesiteURL：https://hyle.co.jp/
SHINN ECsiteURL：https://shinn-japan.com/

株式会社MASC
治験施設支援機関(SMO)として、臨床試験のサポートや治験ボランティアの募集、紹介を行っています。
corporatesiteURL：https://mas-corp.jp/

クライアントミーティングをきっかけに出会った2社。
生活者に寄り添うスキンケアブランド「SHINN」を展開するヒューレー様と、治験等のボランティア募集も手掛けるMASC様は、「美容」と「医療」という異なる領域でありながら、“人々の生活を支え、より良くしていく”という想いに共鳴し、コラボレーションへと歩みを進めました。

異業種が出会い、コラボレーションを実現したSHINNの体験会

希望された登録ボランティアの男性を対象に、株式会社ヒューレー様が手がけるスキンケアブランド「SHINN（シン）」の商品をお試しいただく体験会が開催されました。
このコラボレーションが生まれた背景には、弊社が主催するオフラインイベント「クライアントミーティング」へのご参加がありました。

「クライアントミーティング」は、北海道企業の事業成長を支援し、クライアント同士の交流を促進することを目的に開催しています。2025年は「Webプロモーション」をテーマに、多くの企業様にご参加いただき、Webを活用したビジネス戦略やマーケティング事例を共有しながら、企業様同士のつながりを深めていただきました。
その場で出会ったヒューレー様とMASC様は、交流を重ねる中で「人々の生活を支え、より良くしていく」という企業の価値観がお互いに共通していることに気づき、今回のコラボレーションへと発展しました。

クライアントミーティングについて詳しくはこちら
特設サイト：https://monomode.co.jp/cm_2025
イベントレポート記事：https://monomode.co.jp/days/days41

両社の強みが重なり合った3日間のコラボレーション

2025年8月20日〜22日の3日間に実施された体験会では、生活者に寄り添うスキンケアブランド「SHINN」を展開するヒューレー様と、治験などのボランティア募集・紹介も手掛けるMASC様のコラボレーションにより、ヒューレー様の全3シリーズ5製品を、MASC様に登録されている男性ボランティアの方にご体験いただきました。

参加された男性ボランティアの方からは、各製品を自由に使用しながら使用感や肌の変化について率直なフィードバックをいただきました。今回の体験会を通じて、ヒューレー様は男性スキンケアの使用感や購入行動に関する貴重な知見を獲得し、MASC様にとっては、臨床試験以外の新しいかたちで登録ボランティアの方にご案内を届けられたことや、その反応を直接知ることができたことが成果となりました。さらに、異業種との交流を通じて新しい発想や手法を学ぶ機会にもなり、自社の知見拡大につながる取り組みとなりました。

両社の強みを活かした今回のイベントは、製品改良やプロモーション、参加者への価値提供など、多方面での成果を生む結果につながりました。

初めての挑戦から見えた、新しい可能性

今回の体験会を終えて、双方にどのような気づきや成果があったのかを深掘りするため、ヒューレー様とMASC様にお話を伺いました。イベントを通じて感じた率直な想いや、今後の展望についてコメントをいただきました。

イベントを終えて、ヒューレー様ご担当者様インタビュー

コラボを通じて印象に残ったことや得られた成果はありますか。

佐々木様：今回、このようなコラボレーションをする事自体が初めてなこともあり不安もありました。しかし、双方の得意分野や経験を活かし、「こういうこともできるかもしれない」「この流れでやってみよう」と意見を出し合うことで、手探りながらもコラボレーションを成功させることができました。

今回のコラボでの学びや発見はありましたか？

佐々木様：当社としては、異業種同士の取り組みが可能であることを実感し、新たな切り口での協業の可能性を広く感じる機会となりました。また、体験会を通じ男性のスキンケアに対する認識や商品改良・プロモーションに関するアイデアを得られたことは、大きな成果の一つです。

今後について聞かせてください。

佐々木様：今回、男性ボランティア様による率直なご意見をお伺いできて、新たな発見がありました。化粧水のつけ方や順番、肌質に合わせた使用方法など、参加者からは「初耳です」といった反応が多く、今後はより積極的に男性向けアプローチを行うことで購入につなげられる可能性を感じています。
今後も、新商品の発売前テストや既存商品の効果検証をMASC様とコラボレーションしていけたら、と考えております。

 

画面左から：株式会社MASC　徳田様、佐野様

イベントを終えて、株式会社MASC様ご担当者様へのインタビュー

コラボを通じて印象に残ったことや得られた成果はありますか。

佐野様：何気ない会話から生まれた今回のイベントは、実際にかたちにできるのか未知の部分も多くございましたが、双方の特性を活かすことで価値あるコラボレーションとなったと感じております。

今回のコラボでの学びや発見はありましたか？

佐野様：当社が、今回のような臨床試験以外のイベントを実施するのは初めてでしたが、ボランティア登録者の方へ新たなご案内をお届けできたこと、またその反応を知れたことも得られた成果の一つでした。
登録いただいている治験ボランティアの方のヘルスケアに結びつく取り組みをしていくことが当社の目的の一つでもありますので、今後も様々なかたちでご案内を広げていき、ご自身の身体について見直すきっかけや健康に対する意識の向上に貢献したいと考えております。

今後について聞かせてください。

佐野様：今回、異業種の方と交流することで自身の知見も広がり、新しいアイデアが浮かんだり、手法を学ぶことも出来ました。
今後もこのようなご縁を大切にし、互いに成長していける企業様とコラボレーションをしていけたらと思います。

 

“出会い”から始まる、新しいビジネスの可能性

今回のコラボレーションは、当社が主催するオフラインイベント「クライアントミーティング」をきっかけに実現しました。

ヒューレー様とMASC様は、それぞれの専門性や強みを活かしながら協働することで、参加者に新たな価値を提供するとともに、商品開発やプロモーションに関する貴重なヒントを得ることができ、両社にとって実りある経験となりました。また、異業種間での意見交換や共同作業を通じて、今後の新たなコラボレーションの可能性や、事業戦略への応用についても視野が広がったのではないでしょうか。

当社は今後も、クライアント同士の新たな出会いやコラボレーションの機会を積極的に創出し、企業間の共創を促進するとともに、北海道全体のIT事業やビジネス環境の発展に寄与できる取り組みを推進してまいります。