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【社員インタビュー】お仕事を楽しく!クリエイティブチームディレクター前田洋志さん

こんにちは、monomode広報のノムラです!
新入社員の皆さんもmonomodeの雰囲気に馴染み始め、お仕事を一生懸命こなしてくださっていますが、
そんな新入社員の皆さんはもちろん、クリエイティブチームをまとめるディレクターの前田さんにインタビューを行いました!

業界歴の長さに加え優しいお人柄で様々な頼み事を聞いてくださる優しい先輩です。
今後の仕事に活かそうと、前田さんの経歴やお仕事に対するスタンスを色々お伺いしてきました!是非最後までご覧ください。

まずは自己紹介から

それでは初めに、お名前や出身地などの自己紹介をお願いします。

前田:自己紹介苦手なんです(笑)。

私も苦手なのでわかります(笑)

前田:前田洋志です。小樽の銭函出身です。

え!?そうなんですね

前田:そうなんです。何故かウチの会社は銭函付近率が高いんですよね(笑)
今は札幌に住んでいるんですけど、高校まで小樽でした。

ずっと北海道なんですか?

前田:そうですね、北海道というか札幌が好きなんですよね。

へぇ!

前田:木があって、ゴチャゴチャしすぎてなくて、ちょっと都会感もあって。

なるほど、確かに

前田さんのパーソナルなお話をお伺いします

前田さんの趣味や特技、好きなことなどあれば教えて欲しいんですが

前田:そうですね、その時々でブームが来てっていうのはあるんですが、一貫して好きなのは「散歩」ですね。

散歩???

前田:札幌の街が好きなので主に街中散歩とかをよくしていて、誰も行かなそうな小道を歩いて「あ、こんな店ができてたんだ」ってフラッと1人飲みに入るというのが結構好きだったんです。家族ができてからはそこまではしなくなったんですが、散歩自体は好きでしていますね。

そうだったんですね意外です…
あ、じゃあ所謂「1人◯◯」は結構得意なんですか?

前田:そうですね、「1人映画」にも行けますし女子しかいないお店に1人で入るのも全然平気ですね。

これは強い…
お散歩の話に戻るんですが、お散歩の良さってなんですかね?

前田:自分がよく歩いている「庭」みたいなところで「あれ?ちょっと変わったぞ?」みたいな変化を楽しみながら歩いたり、お店を開拓したり、楽しみながら散歩していますね。昔から古本屋巡りとかが好きで、逆にそこから散歩人生がはじまったって感じですね。

散歩人生(笑)。

前田:そのうち、お酒を飲むようになってからはそういうところにも目がいくようになり…。

なるほど。古本屋はどうして好きだったんですか?

前田:本が元々好きだったのもあって、気がついたら一日中大型書店にずっと居て、全フロアをみる、みたいな事をよくしていました。

とってもよくわかります。

前田:ずっと行ってるうちに「そこの本屋も、そこの本屋も見たなぁ」「昨日も行ったから今日も行ってもなぁ」となり、「他に本屋ないかなぁ」って探すようになって、その延長線上でどんどん古本屋にまで広がって散歩になったという感じですね。今では古本屋も少なくなっちゃったんですけど。

なるほど。散歩と聞いた時にはアクティブな事と前田さんが結びつかず「意外」と思ったんですが、散歩と古書巡りって私が想像する前田さんのイメージにあっている気がします。

前田:そうですね、確かにスポーツには苦手意識があります。こっそりやるのはいいけど人にはあまり見られたくないですね(笑)散歩っていう外に出る趣味ですけど基本的にはインドアの趣味が多くて、散歩して歩いて疲れたらカフェに入って、そこで本を読むと言うのを楽しんでいます。

素晴らしいです…。

これまでの経歴のお話へ

これまでの経歴を簡単に教えていただければと思います。

前田:おそらく、monomodeの中では業界歴が大分長い方なのかな、と思うんですが、2006年頃からソフトウェア会社でWEBデザイナーとして働いていました。

デザイナーだったんですね!?

前田:そうですね。社会人向けの専門学校に行って、そこの紹介でソフトウェア会社に入りました。入ったら誰かがデザイン業務などについて教えてくれるだろうな、と思っていたんですが、デザインできる人が1人もいなかったと言う状況で。

それは…。

前田:そういった心持ちで入ったら、結局独学でやるしかなかったみたいな感じになって。

それは大分大変ですね!?
独学でデザインって可能なんですね…。

前田:ひと通りの技術的な部分とかは専門学校で教えてもらってはいたんですが、実際に仕事としてやるときに、どうやって進めるのが良いのか誰も知らない状態だったので、探り探り始めました。当時は本当にスパルタだったので「分からない」と言うことも出来なくて、「それはお前の仕事だろ」と言われたら、なんとかするしかなかったと言う感じでしたね。他にもデザインをイラストレーターで作ったら、「何でイラストレーターで作るんだ、こっちにはフォトショップしかない」と言われて全部作り直し、みたいな事もありましたね。

ひえ〜〜。

前田:フォントも当時WEBフォントがない世界だったので、画像として文字を書き出すことが結構あったんですが、そのせいで文字が見え難くなったりするんですよね。それで「フォントの関係で(画像として書き出さなければいけないので)こうなっちゃうんです」っていうと「そこを何とかするのがお前の仕事だろう」と言われて、ドットを打って文字を作成したりしました。そういった、なかなかハードな世界から始まりましたね。

それはかなりスパルタでしたね…。

前田:そういう中で、WEBデザインの工程を社内的にも社外的にも理解してもらう為にはどうしたらいいかを考えるようになって。その経験が今のディレクション業務に活かされているのかなと感じますね。

今以上に、一つの工程にどれだけ時間がかかるものなのかを理解してもらうのに時間がかかりますよね。

前田:そうですね。デザインは3案出すのが当たり前で、かつそれの色違いとか、仕様書も何もないけどとりあえずデザインを作って…とかあったんで。デザインをもっと論理的にわかってもらう為に『情報アーキテクチャ(IA)』という複雑な情報をわかりやすく伝えるための技術があるんですが。

前田:その手法に出会ってから急激に仕事の仕方が変わって、相手にも説得できるようになっていったんですよね。当時激務で、20人くらいの会社だったんですけどWEBデザイナーは2人だけで。提案書も作るし、プロジェクトの進行管理もするし、デザインも作るしコーディングもするという状態でした。

そんな何でもやるデザイナーが!?

前田:ソフトウェアの会社だったので、プログラムに関わるような事はプログラマーにお願いしました。その他登録などの作業は流石に何人かでやっていましたが、本当に色々な事をやっていました。

色々な事をデザイナーという肩書きに集約されていたという感じなんですね。

前田:そうですね。でも当時はそれが普通なのかなって思っていたので、何の疑問も抱いてなかったですね。

デザイナーってそういう職なんだな、と。

前田:はい。東京のお客さんのところに向かわなくてはいけなくて飛行機の中でコーディングしたりしていましたね。

大変すぎる…!

前田:そこに10年くらい勤めていたんですが、流石に限界がきまして。もっと自分の生活を考えようと思って違う会社に移りました。次の職場は、基本的にサーバー構築などインフラ周りがメインの会社だったのですが、やっぱり本格的な「WEBの世界に戻りたい」と思ってmonomodeに入りました。

様々な経験を経てmonomodeに…。

前田:これまでもディレクション的な事はやっていたんですが、ディレクターとしてはmonomodeに入ってから、という事になります。

そうなんですね!
普段のお仕事の様子を見ると「長年ディレクターとして勤められてきた」といった感じだったので驚きです。でも、ソフトウェア会社時代の経験が、基礎となってディレクション業務に活きてるという感じがしますね。

前田:そうですね。前職も前々職もエンドクライアントが硬めな所が多く、クリエイティブという感じよりは、様々な制約のある中で作ることが多かったんですが、monomodeに入る時は「もっとクリエイティブな世界なんだろうな」というのがあったのでこれまでの技術が通用するのかどうか期待もあり、不安もありといった感じでした。

これからこの業界で働く為のアドバイス

お仕事の中でこだわっている事や気をつけていることはありますか?

前田:そうですね…。マインド的な事になっちゃうんですけど僕自身は「自分が楽しもう」という気持ちでやっていますね。お客様から頼まれたお仕事、ではあるんですがお客様も巻き込んで「楽しむ」事でより良いものが作れるのかな、と思っています。

確かに、「仕事」と思ってやるよりも「ここもっとこうしたら楽しいかも!」って思ってやる方がきっと新しいアイディアも出やすいですよね。

前田:そうですね。

でも、中々お仕事を「楽しむ」ってできる人も少ない気がするんですが、「楽しむ」コツとかってありますか?

前田:あまり負荷がかかりすぎるとプレッシャーで心身共にキツくなっちゃったりする事もあると思うんですけど、これまで自分がやりたかった事はストックしておいて、お客様の提案と合致して「やった!これできる!」ってなった時は嬉しくなったりしますね。

それは確かに楽しそう!
こう言う動きをしたら楽しいな、とかこういう企画やってみたいな、とかですかね?

前田:企画ももちろんありますし、デザインのテイスト的な部分で入れる事もあるし、技術的な部分でも「いいな」と思ったこと、新しい事を挑戦したいなと言う思いはあります。

そういう事が確かに「楽しむ」と言う事に繋がりますよね。そう言うやりたい事とかはどうやってインプットしていくんですか?

前田:本とかもありますが、UXとかサービスデザインとかに興味があって、チェックしていますね。他社のデザインやコーディングをみて触発される事もあります。

確かに技術やデザインの移り変わりは早いですし、元々そう言うのが好きな人も多いですよね。お仕事とプライベートの切り替えってどうされていますか?

前田:僕自身ONOFFがしっかり切り替わっていると言うよりも中間といった感じで。元々、業界に入ろうと思った時も初めに自分のHPを持っていて、そこでブログ形式でレコードの紹介などをしていました。趣味でそれをやっていて、そういった技術が職業になるのを知って「やってみようかな」と思ったのがきっかけだったので、好きなこと、趣味の延長だったんですよね。

なるほど。

前田:なので、元々そういうのを知るのが楽しいんですよね。だからふとお休みの時もそういう事を考えたりはします。

この業界って好きな事を仕事にしている人は多いと思うんですが「好き」と「お仕事」ってどういう感覚でバランスを取られていますか?

前田:僕は、多分この業界が合ってるんだと思うんですよね。アルバイトなどをしていた時は「仕事」と言う感じで、それを「楽しむ」ことはできてなかったんですよね、今思えば。

なるほど!やっぱり仕事を「楽しむ」事ができるかどうかが大事ですね。

前田:そこに収束しましたね!でも僕の場合は本当にそんな感じですね。

それでは最後に、これからmonomodeに入る後輩にアドバイスはありますか?

前田:この業界でいろんな人に出会って「みんな大切にしているものが違う」と感じているのでアドバイスとして一概に「これがいいよ」とは言えないんですが、お仕事をただ依頼されたものとしてこなすんじゃなくて、お客様と一緒に何かを作り上げることを楽しんで欲しいですね。そのためには「自分がどうしたいか」というのを持っていないと「やらされてる感」が高まっちゃうと思うので、自立した視点を持っていた方がやりやすいと思いますね。
monomodeの皆は協力的ではあるんですが「手取り足取り」といった感じではないので(笑)自分は何ができて何ができないかを発せられる人は、皆が協力してくれると思うので、受け身になりすぎないことが大事ですね。

そうですね(笑)間違ってるかも、と思って不安な気持ちになるのもわかりますが、思いがあってやっている事だったら積極的になってやっていく方がいい方向にいくかもしれないという感じですかね。

前田:そうですね。思っているけど何もできない、誰も何も言ってくれないというのが双方にとって辛いことになってしまうので。できないと思ったら何ができないのか積極的に言ってもらえたら皆が協力してくれるので、それがmonomodeに慣れる一番の近道になると思います。

本日はありがとうございました!

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バリバリ仕事をこなす前田さんの新たな一面と、お仕事に対する真摯な姿勢を拝見できて
私も学ばせていただきました…。何より、お話が楽しくてもっと色々お伺いしたくなったので今後も色々お伺いしていきたいと思います!

「DAYs」では引き続きナチュラルな日々や、社員やチーム、会社の取り組みなどについて綴って参ります!
次回の更新をお楽しみに!

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