DAYsをご覧いただきありがとうございます!広報のノムラです。
今回は、2023年9月から3ヶ月間インターンプログラムに参加してくださった札幌市立大学の西谷さんにインタビューを行いました!
インタビュアーはインターンプログラムを取りまとめる当社人事の深山。
2人にはmonomodeでの3ヶ月間を振り返りながら当社のインターンプログラムについてお話ししていただきました。
ぜひ最後までご覧ください。
monomodeのインターンプログラム、
西谷さんのプロフィールについて。
深山:インターン3ヶ月お疲れ様でした。
西谷さん:ありがとうございました。
深山:うちのインターンプログラムでは学生がメイン対象になるんですが、社会人でも参加が可能になっています。ただ、他社に比べて1週間、当社の就業時間いっぱいを充てる感じではなく、3ヶ月以上の長い期間の中で、希望者が来られるタイミングを事前にお伺いし、シフト的に来て頂く形をとっています。この条件が可能なデザイナーとエンジニア希望の方が現段階の募集要項になります。
ありがとうございます。
では、そんなmonomodeのインターンプログラムを受けてくださった西谷さん自身についてまずは、お伺いできればと思います。
西谷さん:私は札幌市立大学デザイン学部デザイン学科人間情報デザインコースに所属している3年生の西谷萌(にしや もえ)です。大学ではデザイン学部で、デザインの手法や原理を学んでいます。その中でもうちの大学は心理学や人間工学といった、他の学科も含んだ幅広い範囲で横断的にデザインを学ぶ事ができる大学です。
深山:いろんな側面からデザインについて考えているんですね。
西谷さん:グラフィックデザインやウェブデザインに特化している、というよりは、総合的にいろんなデザインを学んで、その中から一人一人が興味のある分野を個々で深く学んでいきましょう。といった形で学ばせてくれる学校になります。
深山:なるほど、具体的にどんな事を学んでいるのかをお伺いするのは初めてでした。心理学は人間の感情からデザインに落とし込むようなイメージですか?
西谷さん:どちらかと言えば、色彩と心理学を含めた「視覚・色彩心理学」という授業があって、その中では「この色味だったら『暖かい』と感じるから、この色を使いましょう」と言った心理学の様々な効果を使ったデザインを学んだりします。
深山:それらの心理学の効果をデザインに組み込む方法を学んでいく感じですかね。
学校では、他にもいろんなコースがあるんですか?
西谷さん:そうですね、札幌市立大学ではデザイン学部デザイン学科の中に「人間空間デザインコース(以下空間デザイン)」と「人間情報デザインコース(以下情報デザイン)」という2つのコースがあって、空間デザインの方はそこから更にコースが別れるんですが、実際に建築士を目指して学んでいる人も多く、札幌市やもっと小さなコミュニティについて考える学科です。情報デザインの方で学ぶ、グラフィックや映像について、プログラミングについてなどをそれぞれの学部が横断的に学ぶことができます。更に年次が進むにつれ専門的なコースにそれぞれが分かれていきます。
深山:広く学ぶ事ができるんですね。
monomodeでのインターンがスタートするきっかけ。
そもそもうちでインターンを開始する流れになった経緯ってどのようなものだったんでしょう?
深山:そうですね、当社ではあまり新卒採用をこれまで積極的に行っては来なかったんですが、これまで入社してくれた新卒の皆さんが優秀だったおかげで、改めて学生さんに目を向けるきっかけになりました。もともと持っているものを、一度他社などを挟むことで淘汰されてしまう可能性を、当社に新卒で入る事で伸ばしていけたら、そういった考えがスタートでした。
本人のセンスを狭めるのではなく、自由な感覚を持った学生さんがうちに来て、その形のまま社会のことを教えるチャンスがないか、と考えていた中で始めたのがインターンプログラムでした。
当社は比較的自由な働き方を行っていて、学生の皆さんに対しても会社に勤める中でもこういう会社の選択肢もあるよ、と。それを実際に聞くだけじゃなく体感してみてほしいといった当社代表である五十嵐の思いもあり、学生さんをメインとしたインターンの募集を開始しました。
前述した通り、学生だけでなく社会人でも参加可能ですので、社会人でも気になる方は是非一度ご連絡をいただければと思います。
そんな話を社内でしていた頃に、丁度西谷さんからご連絡をいただきました。
なるほど。では、うちがインターンを募集する前から、西谷さんは申し込みをしてくださったんですね。西谷さんは、そもそもmonomodeでインターンをしようと思われたきっかけはあったんですか?
西谷さん:はい、そもそも大学の授業のひとつとして「インターンシップ」の科目があり、その中でビジネスマナーの基礎は学びますが、メインは企業のインターンに参加し、そこで多くを学ぶ事にあります。私自身もそろそろインターン先を決めなくてはいけない時期に、いざ、どういう企業に行きたいのかを考え、私の興味のある分野が広告デザインやグラフィック、ウェブや映像CMになるので、折角であればそれに関連する企業に行きたいと考えていました。
そういった企業を調べていた時に、私自身が高校1年生の時に行った「企業研修」の事を思い出しました。それは札幌市の企業に5日間行く授業で、その頃からデザインに興味を持ち始めていたので、ウェブデザインをする企業を探していました。その時に実はmonomodeさんに来ていて、その経験があったので、大学のインターンの際にも「monomodeさんにまた行ってみたい」と思い、連絡をさせていただきました。
深山:高校生の時の事を覚えていていただいてありがとうございます。西谷さんからインターンのご連絡が来た時はインターンの募集を始めていなかったので、そういった企業に連絡を取ることができる姿勢がすごい、と思いましたね。
所属したデザインチームでの業務について。
その後、実際に来て頂いて、当社ではデザイナーチームの管轄となりました。デザインチームからは課題などが出されたと思いますが、いかがでした?
西谷さん:そうですね、デザイナーチームの方には課題を月毎に考えていただいて、最終的な目標と小さい目標を立て課題をいただいていました。9月は、大きな目標として「figmaの使い方に慣れよう」、小さな目標として「既存のバナーのトレースをしましょう」という課題がありました。10月からは学校とのスケジュールの兼ね合いで、来られる時間が少なくなったので、「新規バナーの作成」や「ウェブサイトのトレースをしてみよう」という課題がありましたが、全体としてウェブについて調べてLT会(monomode内での取り組み、チーム毎の勉強会:詳細はコチラの記事をご確認ください。)の資料を作って発表する。更にそこから「既存のウェブサイトのリニューアル」をメインに自分でウェブサイトのデザインをしてみましょうっていう課題が11月にかけて行われました。それに向けて準備や仮想のクライアントの要望をヒアリングしてその要素を取り入れながらどういう雰囲気で作ったらいいんだろうと10月から考え始めて、11月に入って行きました。
深山:実際に大学の授業と並行しながら当社に赴いてもらって、課題に取り組んで行ったんですよね?
西谷さん:はい、その仮想クライアントのウェブサイトを作る時に、どういうコンセプトで作るかをfigmaでまとめて、それを先輩である佐藤さん(当社所属デザイナー)に見てもらいながら、アドバイスをもらいデザインを行ってきました。その発表がこの後ある予定になっています。
深山:今日のこの後に予定されているやつですね(制作課題発表の時間が設けられている)。その課題をやる中でいろんな事にチャレンジしたと思うんですが、その中で成長したな、こういうことを学べたなと思うところはありますか?
西谷さん:今までアドビのソフトをメインに使ってきていたので、それらは他の人よりは使えるスキルだな、と思っていたんですが、figmaを新しく使う事になり、最初は全然操作も分からなくて、「イラストレーターだったらこうできるのに!」と思ったりしましたが、ウェブ制作の工程を考えるとfigmaの方が良い場面があるんだ、と考え直す事に繋がりました。作業していく中でイラストレーターの操作が感覚的に使える部分もあったので、自分の持っていたスキルが生かせるところもありました。今はどちらも使えるようになったので、今後は課題やデザインに合わせて使い分けができるツールが増えたなっていうのが大きいですね。
深山:それはよかった。monomodeでの課題が今後に役立ちそうかな。
西谷さん:はい。もちろんまだ勉強しなくちゃいけないところはありますが、自分のスキルが増えたと同時に、自分の強みが増えたと感じています。後は、やはり現場でデザイナーとして活躍されてる方から直接アドバイスを頂いたり、デザイナーさんがお仕事されている横で私も作業をしたりできた事が、今まで自分のスキルがどれくらい社会に出て通用するかを試せる場もなかなかなかったので、すごくいい経験になりました。
深山:学生だとそこは中々難しいところですよね。
西谷さん:実際にデザイナーの方に講評して頂いたり、LT会だとプレゼンをした時にコメントで褒めていただけたりすると、自分の今まで学んできたことや大学で学んで、沢山プレゼンもしてきたので、その発表する力が社会に出ても評価されると知れた事が自信に繋がり、逆にもっと学びたいと思うくらい刺激になりました。
深山:もうそれを聞けただけで、すごくモチベーションが上がります。
デザインチームメンバーとの関わりは?
チームの仲の良さが、すごく伝わってきました!
深山:最初は過去に来た経験からご連絡いただいたと思うんですが、その時や、インターン先を調べる中でみていたmonomodeのイメージは何か変化がありましたか?
西谷さん:高校生の時にお伺いした時から、monomodeさんの雰囲気が、私が想像する「会社」のイメージとは違うなと感じていて。皆さんが仲良さそうに仕事をされていて、雰囲気がいいなと思いました。当時から服装や髪型なども私の想像する「会社」よりラフな姿に驚いていました。でも、仕事の面では、働くとはどういうことか、デザイナーとしての働き方はどんなものか、心得のようなものを教えていただきました。
深山:高校生の企業研修で訪れた時に?
西谷さん:そうです。そういう事を教えていただいて。仲がよくフレンドリーで会社の雰囲気も良いですが、仕事やそれに対する思いなどをきちんと持っていて、真剣にお客様のニーズに答えるその親身な姿勢と、そのちょっとラフな感じが共存している職場が印象に残っています。
深山:その評価には、みんなモチベーションが上がりますね。
西谷さん:そして、今回インターンとして来させていただきましたが、その印象は変わらず皆さんとても良くしてくださいます。本当に気軽に話しかけてくださって、積極的に課題の話ももちろんですが、それ以外の、ちょっとした雑談もしてくださったりして、暖かい雰囲気ですごく居心地が良かったです。
深山:それは本当によかったです。西谷さんがそう言ってくれて安心しました。
LT会以外にも参加したんですよね?
西谷さん:そうですね。figmaの勉強会やデザインチームの月例会にも参加させていただきました。
デザインチームの皆さんの印象はいかがでした?
西谷さん:そうですね。デザイナーチーム全体としても皆さん本当に仲がいい印象があります。最初にウェルカムランチに連れてっていただいたんですが、その時も本当に仲が良くて、私にも同じようにフレンドリーに接していただいて。もちろん真面目に大学で学んでいる事についてや課題の話などもしていましたが、本当に色々お話してくださって、飲みにも誘っていただきました。
深山:強制するような人達ではないですが、嫌だったらちゃんと言ってくださいね(笑)。
西谷さん:全く嫌じゃないです!本当に嬉しかったです。
むしろ、この短い期間の中でここまで仲良くしてくださるとは思っていなかったので飲み会に誘われた際にも「私が行ってもいいんですか?」とすごくびっくりしましたけど、本当に嬉しかったです。
深山:西谷さんが喜んでくれているなら本当によかったです!
このインタビューをご覧のmonomodeのインターンプログラムに興味を持ってくださっている方向けに言うと、フレンドリーな方にオススメですね!もちろん、それぞれ皆さんの在り方に合わせることができるのもmonomodeのいい所ですが。
西谷さんの今後の進路は?
この後西谷さんはインターンが終了となりますが、今後はどのような進路を考えているんですか?
西谷さん:私はmonomodeのインターンに来る前までは、ウェブサイトのデザインに興味はあるけど、プログラミングが少し苦手だったのでウェブデザインに関わる事は難しいかな、と思っていました。でも、monomodeさんで研修させていただいたき、ウェブデザイン会社の中でもデザインとプログラミングを分けて、デザインだけをやっている会社もあるよ、と教えていただきました。
それで、自分1人で全部できなきゃいけない訳じゃないと知って、私もウェブサイトのデザインに関わる選択肢があるんだなと知りました。その時すごく視野が広がって、興味はあるけど諦めていた事も今後もっと学んでみたいなと思いました。あとは、もともとグラフィックデザインや、広告デザインと言われるものに興味があったので、ポスターや映像CMといったものに関わる仕事をしたい気持ちはあります。また、ゼミに3年生から所属しているんですが、そこでは映像やモーション系を研究していて、Vtuberなどで使用されているライブ2Dや、3D用のスーツやカメラといった機器もありますので、そこで引き続き卒業研究に向けて学んでいきたいなと思っています。
深山:そういったゼミもあるんですね!とても面白そう。
西谷さん:先生がモーションなどに詳しい方と、プログラミングをやられている方のお二人のゼミで。そのゼミで使用している映像スタジオや機材を自由に使わせて頂いたのも魅力ですね。
深山:すごくいい環境ですね。
西谷さん:今、そのゼミのメンバーで短い映像作品を一緒に作っています。来年のコンペを目指して製作中です。
深山:それは楽しみ!私たちも拝見できるのを楽しみにしています!
では、最後にこれを見てmonomodeにインターンとして来てみたいと希望する皆さんに向けて、一言お願いします。
西谷さん:確実に言えるのは、monomodeさんにインターンするのは本当にお勧めです。私自身がまず高校生の時に来て、もう1回行きたいと本当に思って、今回何もないところから応募させていただいているぐらい、何年か越しに来ても思い出に残っています。すごくあたたかい職場で、皆さんの人柄に魅力を感じて私が勝手に愛着わいちゃうぐらい楽しかったです。
深山:嬉しいです……。
西谷さん:本当に皆さん優しくしてくださって、3ヶ月が本当にあっという間でした。もう来られないんだと思うとちょっと寂しくなるぐらいです。ウェブサイトに興味がある人はもちろん、漠然とデザインに興味があるとか、クリエイティブなことしたい人も、あまり固くない職場に行きたいとか、特に若い人は年代が近い人も多いですし、働きやすい職場なのかなと思います。そういう方は是非一度インターンに来てみたら絶対に魅力が伝わると思うので、興味持ったら是非参加してほしいと思います。私も大学の友達にmonomodeさんでのインターンの話をしたら、こちらが言わなくても「すごくいいね!」と言ってくれるくらい魅力的です。
深山:本当にありがたいですね。
西谷さん自身の就活の際には、是非またmonomodeを思い出してチャレンジしていただければと思いますね!それまでに当社も頑張って今以上に成長します。
西谷さん:その際には雇っていただけるような人材になります!
本日はインタビュー本当にありがとうございました。
西谷さん:ありがとうございました。
深山:ありがとうございました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
西谷さんが積極的に熱意を持って参加してくださって本当にありがたかったです。
引き続きmonomodeではインターンプログラムに参加希望される方を募集しています!!
詳しい内容は、コチラのDAYsの記事をご確認頂いた上、リクルートページの応募フォームよりご連絡いただければと思います!