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monomodeで活躍する女性に聞いてみた「女性が活躍する会社って?」

ご覧いただきありがとうございます!広報のノムラです。
ダイバーシティやジェンダーフリーが注目される昨今、当社は女性社員が他社と比べて多い会社ではありますが、その中でも役員は男性のみで構成されています。
そういった中で女性の皆さんが管理職を目指したり、キャリアパスを築いていく上で考えられていること、また行動したきっかけなどをインタビューを通して伺っています!

 

 

まずは皆さんの自己紹介から

まずは簡単な自己紹介からお願いします。

深山:管理部で人事総務を担当しております深山紗絵子と言います。社歴はもう少しで丸2年になります。
※深山さんの個人インタビュー記事はコチラ

正岡:ECソリューション事業部リーダーをしております正岡柚と申します。社歴は5年目です。よろしくお願いします。
※正岡さんの個人インタビュー記事はコチラ

伊藤:デジタルマーケティング事業部に所属しております伊藤さくらと申します。間もなく深山さんと同じく2年ぐらいになります。よろしくお願いします。
※伊藤さんの個人インタビュー記事はコチラ

 

 

女性が活躍しやすい環境とは?

まず、皆さんにとって「女性が活躍しやすい環境」というのは、どういった環境の事を指すと思いますか。

深山:私は男女の差がなく誰にでも昇給昇格のチャンスがあり、また、その金額に差がない事。育休についても制度だけが形としてあるわけではなく、実際に取得している人が男女共にいる、という状況というのは安心できると考えているので、そういった環境にある事がまず女性が活躍しやすい環境と言えるかな、と思いますね。

確かに、前例があるとより積極的に制度を利用しやすいですよね。皆さんはどう思われますか?

正岡:そうですね。実際はどうしてもキャリアパスを築いていく中で、女性は出産などがあり長期で仕事を休まなければならない状態になる事があるので、今であれば男性の育児参加にあたってもそういった時、リモートワークなどがあると働きやすさにつながると思いますね。

深山:そうですね。当社はフレックスも導入していますが、女性で言えば生理痛などで移動が困難だった場合でもリモートワークを使用できるというのは女性が働きやすい要因でもありますね。

それは大いにありますよね。そういう意味ではフレックス制度やリモートワークを活用しやすくするのは女性が働きやすい環境を作ると言えますね。

伊藤:女性が活躍しやすい環境っていうのは今、お二人が言ってくださったように、どうしても体の仕組みとして男女差があるので、「病院に行きやすい」とか「産休、育休を取りやすい」という以前に、リモートワークやフレックスを柔軟に自分でコントロールしながら利用できる環境っていうのはすごくいいと思っています。また、女性の活躍を支援していただいてるのであれば、男性も男性でしっかり育児だったり産休が利用しやすいというのも大事で、産休って出産だけでなく、家族だったり、パートナーの助けが必要になるので、そういった大きく「家族」のことを考えてあげられるような制度やそれが取りやすい環境があるのが一番だなと思います。

実際、女性の活躍を支援する制度って世の中に多くあると思いますが、それらを取得することによって、男性がお休みを取りづらいみたいなのが発生してしまうのは困りますよね。平等にどちらも権利がある状態が望ましいということですよね。

伊藤:何かつらいとき、パートナーが一緒に休めるみたいなことも含めて。そういった考えが広がって、それが当たり前の環境になったらいいなと思います。

 

 

女性管理職となった正岡さんのお話

それでは、皆さんにお一人ずつにフィーチャーしながらお伺いしていきたいと思っています。まずは、今年度から女性管理職となった正岡さんに質問させていただきます。今回、リーダー(当社役職名)になろうと考えた経緯とかあったら、ぜひ教えていただきたいです。

正岡:正直にいうと、最初は上司である専務取締役兼ECソリューション事業部マネージャーの横山さんから「リーダーやってみない?」という一言があったのが、そもそものきっかけでした。ただ、そう声をかけていただけたこと、任せても良いと思ってもらえてるというのが嬉しかったということもあって、そこから本格的に考えるようになったのがきっかけですね。キャリアパスを考えていく時、これまでは自分自身のスキルアップをメインに考えてきたんですが、多くのクライアントの皆さまとお仕事していく中で、制作物のクオリティをもっと向上させたいな、と考えるようになりました。その時に、ECソリューション事業部ではシステムの細かい案件定義や、サイト公開後の分析など業務が幅広くあり、その専門知識の重要性をすごく感じる場面が多くありました。一人だけで進めていいものではなくチームでやらなきゃいけないところが多いと思った時に、成長できるチーム構造というのが目指していきたい方向性だなという風に思い始めたのは、自分自身でリーダーにチャレンジしようと決めたきっかけかもしれないです。

推薦されたから義務感としてやるんじゃなくて、そこから自分が何をできるのか、何をしていくべきなのかを考えて、より決意を固めたって事ですね。凄いです。

正岡:そうですね。

深山:そもそも仕事にしっかり向き合ってないと推薦されても「管理職はちょっと…」となりがちですよね。

正岡:そこら辺は上長である横山さんがよく見てくださったのかもしれないですね。
これはmonomodeのいいところの話になってしまうんですが、横山さんという上に立ってる人が部下と一緒に様々な事に取り組んでくださるというのが強い会社だと思っていて、だからこそ私も横山さんと同じ目線でいられたことでチームを超えた会社に還元する考え方を日常的に考えていけたと思います。それがリーダーとしてやっていく土台になってるところはあるのかなと思います。そういうのも一緒に考えさせてもらえる会社だなと思っています。

それは確かにmonomodeならではのやり方かもしれないですね。実際に管理職業務をやられてみて、大変なこと、楽しいこと、ギャップなどはありましたか?

正岡:大変なこともやっぱり多いんですが、そもそも人と話すのが好きなので、自分の特性に合ってるというのはありますね。あとは単純にそのチームを成長させていくためのことを考えるっていう業務が増えて、色々自分自身の裁量が大きくなってきたのは面白いところだなと思いますね。

 

 

遠地勤務をされている伊藤さんのお話。

続きまして、現在はご家庭の事情でmonomodeがある札幌ではなく、遠方から勤務を行っている伊藤さんにいくつかお伺いしていこうかなと思います。現在、プライベート空間と同一の場所でお仕事をなさっている状況だと思うんですが、プライベートとお仕事は、どういうふうに切り分けられていますか。

伊藤:そうですね。私が転職した時から世間がコロナ禍でmonomodeに入社した時もリモートワークがすでに導入されていました。なので、基盤はできてる中での遠方での勤務だったんですが、基本的には自分がやるべき仕事と、かかるであろう時間と締め切りを逆算してスケジュールを細かく設定するようにしています。締め切りについて先方から言われてない場合でも、これまでの経験からこういうご相談だったら何営業日以内に返そうというのを決めて、細かいステップを組んでやっています。あとはすごく個人的な事なんですけど、基本的にメイクはするようにしています。

正岡:分かります。

伊藤:切り替えみたいな感じですね。

深山:化粧したら仕事、みたいな。

伊藤:そうですね。いつでもオンライン通話の画面をONにできる状態にしておくという感じです。

別にオンラインミーティングのスケジュールがなくても?

伊藤:そうだとしてもやりますね。いつ画面に映っても大丈夫な状態にして、お客様とリモートで会議がある事が事前に分かっている時はもっとバッチリメイクをしますね。

正岡:それ結構大事ですよね。

伊藤:それは心がけてる気持ちの切り替えかもしれないです。


切り替え方法は大事ですよね。デジタルマーケティング事業部は、実際にお客さまとお会いする機会が本当に多い部署だと思うんですが、そういったスケジュールの管理で工夫されてることはありますか?

伊藤:家庭があるので、長期札幌出張はできないですが、遠方に住む前からクライアントの皆さまには予め説明させていただいていました。この点に関しては本当にクライアントの皆さまがご理解してくださっている形でありがたいですね。

クライアントと伊藤さんの関係が良好で、言いやすい環境だってことですよね。

伊藤:月に1回しか直接お会いできない形になるので、実際の訪問の際には対面でお話した方が良い事を事前に考えています。そういった準備はしつつ。でも一番はクライアントのご理解があっての働き方だと思っています。

オンラインで行う打ち合わせと、対面での打ち合わせの内容をきちんと整理しながら進行していくという事ですね。遠地での勤務になって変わったこととかはありますか?

伊藤:本当に個人的な話なんですが、これまで自分自身が街の賑やかな雰囲気や、変化の速い世界で暮らすのが好きだったんですが、実際にのどかな場所で暮らしてみると、仕事してるときは仕事と向き合っているから別に札幌のような都会的な場所でも遠方でも変わらないと気が付きました。プライベートな時間や、休日に一歩外に出るとすごくゆったりとした時間や空間があり、すごくリフレッシュができていて、実はこういったのどかな雰囲気の方が肌に合ってたかもしれないと思いましたね。


確かにそれは住んでみないとわからないですね。

伊藤:気持ちの余裕が出来ました。

遠地での勤務はパフォーマンスの維持や向上が大事だと思いますが、環境を利用しながら工夫次第で様々な取り組みが可能というところですよね。

伊藤:そうですね。自分の生活リズムに合うような空気の中で仕事をするっていうのも、仕事のパフォーマンスが上がる事に繋がる事もあると思います。心のゆとりがあることで、休日にしっかりリセットがしやすくなって、アイディアも出やすくなっているかもしれないです。

 

 

垣根のない昇格試験制度。

今回お話をお伺いした皆さん共通ではありますが、昨年、昇格試験に挑まれて、実際合格されていらっしゃいます。深山さんをはじめ実際、昇格試験を受けるということにあたって、どんな思いで取り組まれたのかなどをお伺いできたらなと思っています。深山さんは実際に昇格試験にチャレンジしようと思った際のきっかけはどんなものでしたか?

深山:そうですね、本当にシンプルに給与アップを目指したいという思いがありました。

昇格試験においては優先度が高い要素ですよね。

深山:上司からの評価で給与が上がる場合もあると思うんですが、当社ではこうして社歴や現在の役職に関係なく平等に試験の機会が与えられたので、じゃあ「やってみよう」という気持ちと、自分自身が人事総務をさせていただいてるので、他の社員の皆さんが続きやすいように先陣を切れたら、という思いもありました。一応制度自体は役員と一緒に考えましたが、合格基準などは役員会で決めている為私も何も知らない状態なんですよね。なので、何をプレゼンテーションすると受かるのかは役員にしか分からないです。

伊藤:それで実際に合格するのは本当に凄いですよね。

深山:逆に受かったことによって「内容を知ってたのでは?」と思われないかが心配です(笑)。

伊藤:いやいや、そんなことは思わないですよ(笑)。

確かに深山さんがおっしゃるとおり、他社だと昇格においては上司の査定によって決定される形が多いのかなと思います。けれど、それが自分がチャレンジすることで昇格のチャンスを掴めるっていうのはとても良いですよね。実際、昇格試験にチャレンジされた訳なんですけど、されていかがでした?

深山:試験の内容である役員面接と自由内容プレゼンテーションという条件は全社員に開示してるのですが、本当に緊張しましたね。面接のときも「伝わってるのかな!?これ」みたいな、「もしかして全く響いて無い!?」とドキドキしました。普段のミーティングの時は「これこうじゃない?」とか色々言ってくださるのに、昇格試験の面接の時は「分かりましたじゃあ次の質問です」みたいななんか響かない面接を役員の方々が心掛けてくださっていて、こちら側に公平になるようにしてくださっているんですが、すごく不安になりました(笑)。

人事だからとか、今の役職とか、仲の良し悪し関係なく見てくれたという事ですね。

深山:めちゃめちゃフラットに面接されて緊張したなあという感じでしたね。

伊藤さんは違いました?(笑)。(ずっと首を傾げているので)

伊藤:私いつも通りたくさん喋ったので…。部署によるんですかね(笑)。

深山:盛り上がった人と盛り上がってない人がいるようですね(笑)。

実際に昇格試験制度は、これまでは他の一般的な企業と同様に、上長が昇格を決めていくスタイルでしたが、昨年度より開始した初めてのチャレンジでした。選考する役員もまた初めてのことだと思うので、全員が一緒に取り組みながら制度を作っていくその礎を皆さんが築かれてたんだということですね。

深山:次から受ける人に言えるのは、入社の面接の雰囲気だよって事ですかね。

 

 

働く女性へのメッセージ。

では、最後になんですが、今後、女性の社会進出について、この世の中で働いている女性の皆さんに対して伝えたいメッセージをお聞かせください。

深山:一人ひとりがきちんと強い意思を示す事が大切なのかな、と思っていて、男だからこうしないととか、女だからとかではなくて、女の人も等しく努力が必要な時代に今なってると思います。男女平等にスキルを求められる一方で、その分、男女平等にチャンスが転がっているっていうような時代に向かっている中で、それでもまだ男性が役職者で、女性はいつ休むか分からないと思われがちな風潮はまだゼロではないと思うんですが、例えば当社の昇格試験制度のように、会社によってしっかり男女平等に働くというのが実現できてきているのかなと思います。
これらを活かせるかは最終的に自分の意思に強く影響されていくと思っていて、それこそ正岡さんのように、さらに事業を大きくして行きたいという思いや、伊藤さんのように一人ひとりが自立するべきだという考えを持った人が社会進出していけるんだろうなという風に思っております。
当社はそう言った働き方をしたい方にとっては、仕事と育児を両立しやすい環境であるかと思いますので、是非、応募していただければと思っております。

ありがとうございます。続いて正岡さんお願いします。

正岡:この話ってすごく難しくて、一見批判的な感じになってしまってうまく伝える事が難しいんですけど、深山さんと同じ事を思っていて。今までの女性像だと「社会進出」という側面ではなかなか難しいと思うんですよね。「女性は家庭に入るもの」という考えが根付いていた時代だったという事もあると思うんですけど。

深山:守られたい!という女性は多かったですよね。

正岡:一方で、女性の躍進ばかりを優先するのではなく、男女ともに双方近付いていく、という事がすごく大事なことだと思っています。

深山:絶対嫁には家庭に入ってほしいっていう男性がいてもいいし、入りたいって思ってる男性がいたっていいんですよね。

その先にやっぱり女性と男性の給与が同じであるってことが前提としてなくては、男性が家に入ることができないっていうことだと思うんですよね。

深山:男女平等に給与の差がないようにあるべきというのは、そういうことだと思います。

そのためには仕事で頑張って評価されなければならない世界になってきてるよねっていうことですよね。

深山:男性はこう、女性はこうあるべきと思っていると難しい世の中になっていますよね。

伊藤さんはいかがですか?

伊藤:そうですね。私の場合はわりと女性が活躍してる環境でずっと働いてきたのですが、今お二人のお話を聞いて、女性が、と言うよりは自分一人の人生のどこを大事にするかというのは、根底にあった方がいいと思います。もちろん結婚出産が大事、家庭が大事というのであれば、それを大事にするのも正解だし、世の中の流れに乗って女性管理職でバリバリ活躍して評価を得るというのもまた正解なんですよね。いろんな考えがあって、いろんな選択肢があるので、メッセージっていうとすごいおこがましいですけど、自分の人生の中でどこを大事にしたいっていうのはしっかり考えて、その時にどう進みたいか選べるように、キャリアやスキルを積んでおくと選択肢が増えて、良いと思うので、可能性を広げる為にもそう言った努力をしていく必要があるかもしれませんね。

正岡:スキルとキャリアは裏切らないです。

伊藤:選択肢を広げるためには十分必要だと思います。

ダイバーシティな世の中では選ぶ自由がある反面、選ばなければならない場面が増えていくので、様々な人がそういった中で、男女の性差関係なく大切にしたいものを相互に尊重し合える社会でありたいっていうところですね。
継続的にこの議題については考えていきながら、皆さんの今後のご活躍を応援してまいります。皆さんありがとうございました。


全員:ありがとうございました。

 

 

 

当社での女性の働き方についての考え方や、実際に行なっていることをお伺いしてきました。
女性だけでなくより多くの多様な人々が働けるよう環境を整えていく事が重要ですね。

「DAYs」では引き続きナチュラルな日々や、社員やチーム、会社の取り組みなどについて綴って参ります!
次回の更新をお楽しみに!

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