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Webサイト制作の依頼で「こうしてもらえると助かる!」エンジニアからの本音

Webサイト制作の依頼に向けた打ち合わせ風景。ディレクターとエンジニアが意見を交わしながら仕様を確認している。

Webサイト制作を依頼する際、ディレクター(全体の進行や指示をする人)とエンジニア(実装を担当する人)の円滑なコミュニケーションは、スムーズな進行と成果物の質に直結します。しかし現場では「もっとこうしてもらえたら作業がしやすいのに…」というエンジニア側の本音があるのも事実。
この記事では、Webサイト制作をスムーズに進めるために、エンジニアが「これは本当に助かる!」と感じるポイントをまとめました。

サイト全体で共通するサイズや色などは、できるだけわかりやすく

Webサイト制作では、フォントサイズやカラー、余白など、サイト全体で統一するデザインルールがあります。
これらの基準があらかじめ整理されていると、コーディングがスムーズに進められたり、後からの修正にも柔軟に対応しやすくなります。

もし可能であれば、カラーパレットやフォントサイズの一覧、余白のルールなどをまとめた「スタイルガイド」や「仕様メモ」などを共有していただけると、とても助かります!

デザインにない“想定外の状態”も、わかる範囲で共有してもらえると助かります

「デザインカンプ(=完成イメージの見本)」では、基本的にPCでの表示をベースに作られることが多いですが、実際のWebサイトはスマホやタブレットなど、さまざまな画面サイズで表示されます。

たとえば、

  • テキスト量が増えたときはどうなる?
  • 画面幅が変わったとき、ボタンのサイズはどうする?
  • 特定のデバイスでこう見せたい、などのこだわりがある?

といった「デザインに描かれていない状態」について、あらかじめ意図を共有していただけると非常に助かります。

「この場合はこう表示されるようにしたい」など補足のコメントや、近いデザインの参考サイトURLなどがあると、実装時のイメージがぐっと明確になります。

要望はできるだけ“具体的なイメージ”で伝えてほしい

「おしゃれに」「シンプルに」などの表現は気持ちは伝わるのですが、人によって感じ方に差が出やすい言葉でもあります。
そのため、イメージに近いWebサイトや、参考にしたいページ構成などを見ながらすり合わせができると、どちらにとってもスムーズに進められます。

手書きのラフやPowerPointの構成案でももちろんOK!
「このサイトのこの動きが好き」「この見せ方を参考にしたい」など、視覚的な共有ができると、誰が見ても同じ方向を向けるようになり、作業スピードもぐっと上がります。

画像などの素材が「確定しているかどうか」が、作業のしやすさに影響します

画像やテキスト、ロゴデータなどの素材が途中で差し替わると、そのたびに調整やアップロード対応が必要になるため、作業に影響が出やすくなります。

とくに画像はファイル容量が大きいこともあり、「この画像で確定です」と事前にわかると、安心して実装を進めることができます。

もちろん、「あとから変わるかも…」という状態でも大丈夫です!その場合は「仮で入れておいてください」と一言添えていただけると、後の差し替えもスムーズです。

確定素材はできるだけ早めに、まとめていただけると理想ですが、進行とのバランスもあると思うので、無理のない範囲でご相談いただければと思います!

スケジュールとフィードバックの「見通し」を一緒に考えたい!

Webサイト制作では、確認作業や素材の提供など、いくつかのやり取りをはさみながら進行していきます。そのため、
「今週中にトップページを確認したい」「素材の準備に1週間かかる」など、スケジュールや確認タイミングの目安を最初に共有していただけると、全体の進め方を組み立てやすくなります。

また、フィードバックを細かく分けて毎日いただくより、できる範囲でまとめてご連絡いただけると、作業の中断も少なく、効率的に進められます。

“スピード”だけでなく、“見通し”を共有していただけると、制作チームとしてもとても助かります!

“おまかせ”でも、ちょっとだけヒントがあるとうれしいです

「とりあえずおまかせで!」というご依頼をいただくこともあります。信頼して任せていただけるのは本当にありがたいですし、私たちもご期待に応えたいと思っています。

とはいえ、まったくの白紙状態からすべてを決めていくとなると、制作の方向性や優先順位にズレが生まれてしまうことも。

たとえば「競合サイトでこういう見せ方が好き」「このサービスはしっかり打ち出したい」など、ヒントとなる情報を共有いただけると、よりご希望に沿った提案や設計がしやすくなります。

私たちはプランニングやブランディングの面も含めてサポートできますので、「まだあまり整理できていないんだけど…」という段階からでも、どうぞお気軽にご相談ください!

「なぜそれが必要か」を伝えてほしい

「このボタンを赤にしてほしい」などのご要望に対して、その背景が「目立たせたいから」なのか「他ページと統一したいから」なのかによって、対応の仕方が変わってくることがあります。

「なぜそうしたいのか」という理由や意図まで共有してもらえると、単なる作業としての対応ではなく、目的に沿った実装や、より効果的な代替案をご提案しやすくなります。

ちょっとしたひと言が、よりよい仕上がりにつながるきっかけになることもあるので、ぜひ気軽に教えてもらえるとうれしいです!

まとめ:Webサイト制作は「共同作業」

Webサイト制作は、エンジニアやデザイナーだけで完結するものではなく、ディレクター(全体の進行や指示をする人)との協力があってこそ成立する「共同作業」です。
制作のスタート時点で必要な情報が整理され、明確なコミュニケーションが取れているだけで、作業の効率はぐんと向上します。

ディレクターとして依頼を進める際には、ぜひ一度「何を伝えるべきか」「どんな準備が必要か」を整理してみてください。
それが、エンジニアにとって何よりもうれしいサポートになります。

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