おはようございます、こんにちわ、こんばんわ、高間です。
ガジェオタな僕ですが、実はカメラを持っています、しかもCanon 7dを二台!写真も撮りますが、メインは映像で使用しています。そんなカメラについてシリーズ化してお送りしますので、ぜひチェックを!
今、カメラはシャッターボタン1つ押すだけで景色や人物をカラーで写すことができますが、昔はそうもいきませんでした。小さいけれど大きな発見によって今の便利なカメラがあるのです。ではどんな背景があったのか過去を辿っていきましょう!
最初のカメラは手書き
http://masarumizushima.gozaru.jp/seine_bai.html
カメラは最初、なんと手書きで転写することから始まったのです。外からの光を遮断した暗い建物の壁に小さな穴を開け、その穴から入る外の光を壁に当てると、外の景色が映ります。そしてそれを手書きで転写していました。これがカメラの起源です。「カメラ・オブスクラ」と呼ばれ、ひと一人入れるスペースの小屋に入って作業するものでした。「カメラ」は部屋「オブスクラ」は暗いという意味です。
手書きから自動へ
ヘリオグラフィー
http://fotokiddie.blogspot.jp/2014/03/819.html
1826年にフランスの発明家エニプスによって世界初の写真を撮ることに成功しました。
撮影方法はというと、アスファルトの一種が持つ感光性を利用したのです。ラベンダーのエッセンスにアスファルトを混ぜ溶かしたものを、銀メッキの金属板に塗る方法です。アスファルトは光に当たると白くなるという性質を利用したポジ(陽画)でした。しかし露光時間は8〜20時間ほども掛かりました。そのため建物など動かないものしか撮影できませんでした。さらに研究を続ける後にエニプスは亡くなってしまいます。
ダゲレオタイプ
http://www.shirakami.or.jp/~nir2583/cam1.html
エニプスの研究を引き継ぎ、フランスの発明家ダゲールによって1839年「ダゲレオタイプ」が発表され、その後発売されました。露光時間はヘリオグラフィーより大幅に短縮し10〜30分ほどになりました。撮影方法は、銀メッキされた銅板にヨウ素蒸気にさらし、ヨウ化銀の膜をつくり感光性を利用したものでした。主に肖像写真を撮るのに利用されていました。
現在カメラのシェアは日本のメーカーが多く占めていますが、誕生したのはフランスだったのですね!使う素材によってネガかポジかに変わるところも面白く興味深いです。いま私たちが気軽に簡単に使っているものは、研究者がいてこそ使えているという考えを持ちながら利用していきたいものですね!ではまた次回!