お問合わせはこちらご相談からでもお気軽にどうぞ

サービス紹介:WEB制作へ

モノモードのWEB制作をもっと詳しく

エンジニアが語る!Webサイト制作に役立つツール&拡張機能10選

PCからWebサイト制作ツールや拡張機能が飛び出すイメージ

Webサイト制作の現場では、単にHTMLやCSSを書くだけでなく、多くの検証や調整、最適化が必要になります。クオリティの高い成果物を効率的に作り上げるためには、適切なツールや拡張機能の活用が欠かせません。
そこで今回は、現役エンジニアが実際に使ってみて「これがあると本当に助かる!」と実感しているWebサイト制作支援ツール・拡張機能を厳選して10個紹介します。これからWebサイト制作に携わる方はもちろん、すでに現場で活躍している方もぜひ参考にしてください。

1. Live Server(VS Code拡張機能)

Webサイトのローカル開発では、HTMLやCSSを修正した後にブラウザを手動でリロードする作業が意外と手間になります。
Live Serverは、VS Codeの拡張機能で、ファイルを保存するたびにブラウザを自動的にリロードしてくれます。これにより、変更内容をリアルタイムで即座に確認可能です。特に静的なページをコーディングする際に便利で、デザインの微調整や動作確認の時間を大幅に短縮できます。

複数ブラウザを同時に開いて動作確認をしたい場合も、Live Serverを使えば手間なく同期リロードができ、効率的です。VS Codeユーザーであれば必ず入れておきたい必須の拡張機能です。

Live Server – Visual Studio Marketplace

2. Prettier

構築の際、コードのインデントや改行、スペースの使い方を整えておくことは、品質を保つうえで非常に重要です。Prettierは、JavaScript・HTML・CSSなどのコードを自動で整形してくれるフォーマッターで、常に読みやすく整ったコードを書くことができます。

構文エラーはないものの読みにくいコードや、細かな書式のばらつきを減らすことで、後からの修正や保守もスムーズになります。VS Codeなどの主要なエディタと簡単に連携でき、ファイル保存時に自動で整形してくれるため、作業効率の向上にもつながります。

納品前の品質チェックとしても有効で、制作物のクオリティを高めるために導入をおすすめしたいツールです。

Prettier公式サイト

3. Chrome DevTools

Chrome DevToolsは、もはやWeb制作における「必須のツール」と言っても過言ではありません。
ページのHTML構造やCSSスタイルのリアルタイム編集、JavaScriptのデバッグ、ネットワーク通信の監視など、多岐にわたる機能を備えています。特に、レスポンシブ表示の切り替え機能は、スマホやタブレットなどの様々な画面サイズでの表示を素早くチェックできて便利です。

「CSSが反映されない」「意図しないレイアウト崩れ」などのトラブル時にも、DevToolsで原因を特定しやすいため、問題解決に欠かせません。

Chrome DevTools – Google Developers

4. Wappalyzer(Chrome拡張機能)

Wappalyzerは、今見ているWebサイトがどんな技術で作られているかを瞬時に教えてくれる便利な拡張機能です。
CMS(WordPress、Shopifyなど)、JavaScriptライブラリ(React、jQueryなど)、分析ツール(Google Analytics、Facebook Pixelなど)を一覧で確認できます。

競合サイトの技術調査や、参考サイトを調べる際に便利なツールです。技術選定の判断材料としても役立つため、Web制作に関わるエンジニアは必ず入れておきたい拡張機能です。

Wappalyzer – Chrome ウェブストア

5. TDK Meta Checker(Chrome拡張機能)

SEO対策の基本となる「Title」「Description」「Keywords」(TDK)の設定は、意外と見落としやすく、誤ったまま納品してしまうケースも少なくありません。
TDK Meta Checkerは、ページのメタ情報を一括で確認できるChromeの拡張機能です。ページ内に設定されているTitleタグの重複、Descriptionタグの有無や内容の適切さ、Keywordsの設定状況などを簡単にチェックできます。

特に複数ページのあるサイトやクライアントワークの納品前に、SEOの基礎がしっかり整っているかを素早く確認するのに便利です。ブラウザ上でワンクリックでチェックできるため、手間をかけずに品質管理が可能になります。

TDK Meta Checker – Chrome ウェブストア

6. HTMLエラーチェッカー(Chrome拡張機能)

見た目では気づきにくいHTMLの文法エラーは、SEOやアクセシビリティに悪影響を与えることもあります。
このChrome拡張機能「HTMLエラーチェッカー」は、閲覧中のページのHTML構文をチェックし、タグの閉じ忘れや属性の誤りなどをわかりやすく指摘してくれます。
特にCMSへの組み込み前や、静的コーディングの最終確認に使うと安心です。エラーを減らすことで検索エンジンからの評価アップやユーザー体験向上につながります。

HTMLエラーチェッカー – Chrome ウェブストア

7. モバイルシミュレーター(Chrome拡張機能)

スマホやタブレット対応はもはや必須で、複数のデバイスでの表示確認は欠かせません。
「モバイルシミュレーター-レスポンシブテストツール」はChromeの拡張機能で、様々な画面サイズのモバイルデバイスをシミュレーションし、Webサイトの見え方や挙動を手軽にチェックできます。

Chrome DevToolsのデバイスモードと併用することで、より実機に近い表示確認が可能です。実機が手元にない場合や、複数の画面サイズで一括して確認したいときにとても便利なツールです。

モバイルシミュレーター-レスポンシブテストツール – Chrome ウェブストア

8. Can I use

CSSやJavaScriptの最新機能を導入したいときに気になるのが「この機能は本当に全ブラウザ対応しているのか?」という点です。
Can I useは、プロパティやAPIごとに対応ブラウザを視覚的にチェックできるサイトです。対応が弱いブラウザがどれか一目でわかります。

これを活用することで、古いブラウザへのフォールバック対応や代替案の検討がスムーズになり、実際の開発リスクを減らせます。

Can I use

9.Squoosh(画像最適化ツール)

Squoosh は、Webブラウザ上で使える高機能な画像圧縮ツールです。JPEG、PNG、WebP、AVIFなどさまざまな形式に対応し、画質を保ちながらファイルサイズを大幅に削減できます。
圧縮前後の画像を左右で比較できるUIが非常に分かりやすく、劣化の確認をしながら最適な設定を調整できるのが大きな魅力です。

画像の読み込み速度はページ表示のパフォーマンスやSEOに直結するため、納品前の画像最適化に強くおすすめできるツールです。ローカルに保存するだけでなく、WebPなど新しいフォーマットへの変換も簡単です。

Squoosh – 画像最適化ツール

10. PageSpeed Insights(Google)

Googleが提供するPageSpeed Insightsは、Webページの読み込み速度をPCとモバイルの両面で解析し、スコア化してくれます。
画像の最適化やJavaScriptの遅延読み込み、レンダリングブロックの解消など、具体的な改善ポイントも提示。

特にCore Web Vitals(LCPやCLSなど)に対応した指標が含まれているため、SEO観点でのサイト品質向上に直結します。
Lighthouseをベースにしており、実際のユーザー体験に近い評価ができる点も魅力です。

PageSpeed Insights – Google Developers

まとめ:ツールを活かして作業効率と品質を高めよう

Webサイト制作は「書くだけ」ではなく、細かな検証や最適化の積み重ねが良質な成果物の鍵を握ります。今回紹介した10のツール・拡張機能は、すべて現場のエンジニアが実際に役立てているものばかりです。

作業環境に合ったものを取り入れ、活用することで、作業効率は格段にアップし、ミスや見落としも減らせます。結果としてクライアントからの信頼も高まり、より良い提案や迅速な修正対応も可能になります。

ぜひこの記事をきっかけに、便利なツールを積極的に導入してみてください。
快適で高品質なWebサイト制作を目指しましょう!

Related Post